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13年度末の工事完成へ

 首都高速道路株式会社代表取締役会長兼社長
 橋本 圭一郎

 平素より、弊社の事業に格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。2012年3月22日に、当社施工の中央環状品川線シールドマシンが終点である中央環状新宿線との接続部に到達しました。本件工事に関し、地元の方々をはじめとした関係者の皆様の長年にわたるご理解とご協力に心から感謝申し上げます。
 中央環状品川線は、首都圏3環状道路の1つである中央環状線の南側区間を構成する路線であり、東京都と当社が共同で事業を進めているところです。渋滞対策や災害時における代替路の確保の観点から首都圏3環状を早期に整備する必要があると思いますが、本路線が開通すると3環状のうち最初の環状道路が完成することになります。都心部を経由せずに高速湾岸線と高速3号渋谷線を相互に接続し、首都高全体のネットワークが効率よく機能することで都心環状線などの慢性的な渋滞緩和に寄与するほか、物流の拠点である羽田空港、東京港などとのアクセス向上が図られることになります。
 今回到達したシールドマシンは、09年1月に高速湾岸線付近の大井北立坑から高速3号渋谷線の大橋ジャンクションに向けて発進したもので、外径12m以上の大断面シールドとしては、世界でも類のない約8㌔におよぶ長距離掘進を終えたこととなります。東京都施工のシールドマシンについては、11年12月13日に到達しており、また、当社施工の大橋連結路シールドトンネルについても3月8日に掘進を終了していることから、今回の到達により中央環状品川線のシールドトンネルの掘進は全て完了しました。引き続き、トンネル内の道路床板や五反田出入口工事、大橋ジャンクションと中央環状品川線の接続工事など、13年度末の完成を目指して、工事を精力的に進めてまいります。
 今後とも首都高速道路を安全・円滑・快適にご利用いただけるよう様々なサービスの向上に努めてまいりますので、ご支援ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

リング完成へまた一歩前進


東京都技監
村尾 公一

 平素より、東京都の道路整備事業に、格別のご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。  このたび、中央環状品川線において整備しておりました、東京都および首都高速道路株式会社のシールドトンネルが、世界でも類のない約8㌔に及ぶ長距離掘進を終え、終点である中央環状新宿線との接続部に到達いたしました。
 この到達により、中央環状線の2013年度のリング完成に、また一歩近づくことができました。この間、ご尽力いただいた多くの方々に深く敬意と感謝の意を表します。
 さて、中央環状品川線をはじめとする首都圏3環状道路は、首都圏に集中する放射状の高速道路を相互に連結し、交通の分散などを図ることにより、首都圏のみならず、広く国全体にその整備効果が及ぶ重要な幹線道路ネットワークを形成するものです。
 また、東日本大震災において改めて認識されたように、災害時における人や物資の輸送ルートの複数化や避難路など、都民・国民の生命・財産を守る「命の道」として、重要な役割を担う道路でもあります。
 首都・東京の渋滞の解消のみならず、切迫する首都直下地震や東海地震においても日本の東西交通の分断を防ぐなど、その整備効果は多岐に及ぶものであり、首都圏3環状道路の早期完成は喫緊の課題です。
 東京都では、首都圏3環状道路のほか、区部の環状方向の道路や多摩南北・東西方向の骨格幹線道路の整備を推進するとともに、開かずの踏み切りを解消する連続立体交差事業を進めています。東京の道路整備は、都市機能や利便性を向上させるだけでなく、日本全体の経済を活性化させ、国際競争力を高めるなど、その効果は全国に及びます。
 今後とも、都民・国民の快適性をより一層向上させるために、首都圏3環状道路をはじめとする東京の道路整備に全力で取り組んでまいります。